人間力

リーダーのオーラを身につける方法

同等の知識や技術、経験を持っているリーダーなのに
全く異なる印象を受ける場合があります。

Aさんからは堂々としたオーラを感じる。
Bさんからはプラスのオーラをあまり感じない。

オーラとはその人が発するエネルギーであり、雰囲気です。
プラスのオーラもあれば、マイナスのオーラもあります。

リーダーであれば、チームに良きオーラを発したいものです。
それは威厳であり、品格であり、堂々としたありようであり、
それらはやがて、信頼や尊敬に結びつくと考えます。

では、どうしたら良いオーラを発することができるのでしょうか。

リーダーのオーラを感じない人に共通して言えることは、
「呼吸が浅い」ことです。

呼吸が浅くなると早口になり、言葉に重みが感じられなくなります。
呼吸が浅くなると、緊張感が表情に表れ、余裕がないように見受けられます。

どんな時にもお腹からの深い呼吸ができている人は、
自然と表情も柔らかくなり、相手に安心感を与えます。
特に、深く吐くことができている人は、
自然と落ち着いた様子になり、それが堂々とした有様に感じられます。

自分は威厳が足りない。リーダーとして存在感が薄い。
もし、あなたがそう感じているならば、
間違いなく、あなたの呼吸は浅いと思われます。

呼吸は吸うよりも吐く方が大切です。
最初に深く吐き切る。次に深く吸う。そしてもう一度、深く吐く。
この順番を間違えてはいけません。


常に深い呼吸を心掛け、
特に緊張の場面やメンバーにモノを言う時などは、
まず、体中の空気をすべて出し切る気持ちでゆっくり深く息を吐き切ります。
その時、あなたから余分な力は全て抜け、
あなたが本来持っているプラスのオーラだけに包まれているはずです。

全ては呼吸から始まると言っても過言ではありません。
リーダーこそ自らの呼吸を整え、
吸うよりも吐くに意識を向けて、常に自らのオーラをベストな状態にしたいものです。

タイトルとURLをコピーしました