理想の上司、尊敬できる上司に出会えれば幸せですが、
残念ながらそうでないことも、現実には多くあります。
もっとリーダーシップを取ってほしい
逃げずに課題に向き合ってほしい
ちゃんと情報をおろしてほしい
何も期待していなければ、このようなコトも思わないのでしょうが、
上司に「もっと頑張ってほしい」と思うのは
当たり前と言っても良いでしょう。
もし、上司に「もっと●●してほしい」と願うならば、
上司がそのように動くよう、部下のあなたが上司への影響力となりましょう。
部下が上司を育てることもできるのです。
部下のあなたが上司に適切な影響力を与えることで、
上司に良い刺激が加わり、上司の考え方や行動が変わることもあります。
その際のポイントは、
「上司なんだからやってください」
ではなく、
「お願い」「相談」という手段を取り、
あくまでも上司を立てながら話をすることです。
もっとリーダーシップを取ってほしい
→ 課長に音頭を取ってほしいです。
逃げずに課題に向き合ってほしい
→ ●●の件について、課長のご意見を伺いたいです。
ちゃんと情報をおろしてほしい
→ ●●の情報について、教えていただけるとありがたいです。
部下の振る舞いいかんで、上司を育てることが可能です。
逆に言えば、部下の振る舞いいかんで、
ダメな上司がもっとダメになることもあるのです。
上司の方が給料たくさんもらってるのに、
なんで部下の自分が育てなきゃいけないんだ!
こう思うのももっともです。
しかし、上司も人間。完璧な人はいません。
そして、上司を育てることができたなら、
将来、あなたが上司の立場になった時、
既に予行演習は終えているのですから、
「人を育てる」ことに戸惑うことも少なくなるでしょう。
部下が上司を育てるのは自分のためであり、
未来への投資と考えて良いかもしれません。
上司が頼りない
と嘆き続けるか、
上司に頑張ってもらえるよう影響を与える選択をするか、
決めるのはあなたです。