A課長もB課長も、もっと評価されていいはずなのに、
色々な環境が邪魔をして必ずしも結果が伴わず、
そのためになかなか上へ行くことができない。
自分の役目は彼らに次の活躍の場を作ってあげること。
彼らが正当に評価されるよう、もっと経営へ彼らをアピールすること。
自分がきちんと評価されていなかったら、
自分の声をまともに聞いてもらうことはできない。
だから、自分の評価をもっと上げて、
『お前が言うなら』と思ってもらえるように、
自分自身ももっと仕事力・人間力ともに磨かないといけない。
この部長の言葉を聞いて鳥肌が立ちました。
「自分が主役になりたい」と言っていた3年前の姿はすっかり消え、
部下を輝かせることこそが自分の喜びと心から思い、
上司として、役員として、日々奮闘なさっておられます。
部下は上司が評価されるために存在する働きバチではありません。
部下は上司に多くの喜びを与えてくれる大切な存在です。
「部下の成長は自分の成長。部下の喜びは自分の喜び。」
こんな思いを持つ上司であれば、
部下の皆さんも自然と「部長のために」と前を向くことでしょう。
部下を疎んじれば、部下は上司に背中を向ける。
部下のために尽くせば、部下もまた上司のために尽くしてくれる。
あなたはどちらのタイプを目指しますか?