仕事であれプライベートであれ、理不尽に出会ってしまう事があります。
そんな時、あなたはどう対処しますか?
怒りをぶつける。
モヤモヤを抱え込んで悩む。
その場を取り繕って、誰かにグチを聞いてもらう。
私にとって大きな理不尽と対峙しなければならない出来事がありました。
周囲は「それおかしくない?」と私より怒っています。
相手に全くの悪気はなく、私が理不尽と感じていることを微塵も思っていません。
自覚がないのは一番対応が難しい。
さて、どうしたものでしょう。
理不尽に出会ってしまった時、どう対処するか、
私の判断基準は2つです。
1.相手との関係性をどうしていきたいと思っているか。
2.自分の譲れない価値観を曲げなければならないことか。
相手との関係性がどうでも良ければ、不快感を露わにすることに
大した遠慮は必要ありません。
しかし、相手との関係性を大切にしたいと願うなら、
黙って理不尽を受け入れ我慢するのではなく(我慢は長続きしないので)
適切な方法で、自分の考えをきちんと相手に伝えます。
(どっちに転んでも、黙っているという選択肢はないということですね)
また、理不尽にも程度があります。
それが、自分の譲れない価値観を曲げなければならないことか、
そこまで大げさではないのか、そこも大切なポイントです。
今回、私にとって「絶対!」というほど大げさではありませんでした。
そこで、私は思考を変えてみました。
この理不尽を受け入れることで、私にとってのプラスは何だろう?
理不尽を受け入れてプラスになるだなんて、と思うかもしれません。
このプラスとは、自分がかなえたいWantやWillにどう紐づければ
理不尽をプラスに転じることができるかという発想です。
皆騒いでいたのに、私だけ見せしめのように叱られて、グラウンド10週させられた。
(高校時代の本当の話しです💦)
→ めっちゃ悔しいけど、ダイエットに丁度いいや。これで少しは痩せるかも。
私が何年もかけて一生懸命関係性を築いたお客様と、やっとこれからと思ったら、
転入者にあっさり担当替えしろと言われた。(これも本当のお話し💦)
→ 転入者に罪はないけど腹が立つ!
けど、転入者をサポートしてうまくいく事は、大切なお客様への貢献に繋がるので、
お客様の笑顔を楽しみに、転入者をサポートしよう。
理不尽に出会った時、我慢をしてはストレスを抱えるだけです。
だから、相手との関係性を考慮した上で、自分の想いはきちんと告げたいものです。
一方、「絶対に受け入れることができない」ほどの巨大理不尽よりも、
日常では小さな理不尽の方が多いかもしれません。
そんな時は思考のトレーニングです。
我慢するのではなく、モノの見方を変えるのです。
この理不尽を受け入れた先にどんなメリットがあるかな?と考えてみましょう。
考えてみれば、世の中、理不尽なことは山ほどあります。
まして、ビジネス現場においては日常かもしれません。
その都度、一喜一憂していては身が持ちません。
2つの判断基準に照らし合わせて、自分の思考と行動をコントロールする。
そうすることで、理不尽への怒りも、前向きな気持ちへと変換されるに違いありません。