上司であっても、部下という「人」をコントロールすることはできません。
もし、部下を思い通りに動かそうとするなら、それは彼らの思考力や自主性を奪う行為であり、結果として成長の機会を奪ってしまいます。
人は、自分の考えや行動を自ら選択しています。
上司であっても、その選択を直接コントロールすることはできません。
しかし、上司には「仕事」をコントロールする責任があります。
部下の適性や現在の実力、将来の成長を見据えながら、仕事の量・幅・難易度・チャレンジの度合いを調整する。
これこそが、上司の重要な役割です。
ところが、仕事ではなく「人」をコントロールしようとする上司が多くいます。
そうなると、部下はやる気を失い、成長が阻害され、最終的には離職や関係悪化を招くことになります。
上司がコントロールすべきは「人」ではなく「仕事」。
この原則を誤ってはならず、必ず実行すべきマネジメントの基本です。
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