マネージャーは、メンバーの最大のサポーターでなくてはいけません。
サポーターとは応援する人、支援する人です。
主導権はメンバーにあり、
マネージャーはあくまでも、メンバーのWillやWant達成を
応援、支援するのが役割です。
ところが、サポートしているつもりで
マネージャーが「こうした方がいい」「こっちの方がいい」
とメンバーから主導権を奪おうとしている場合があります。
自分で主導権ハンドルをしっかり握っているメンバーなら
「私はこうしたい。なぜならば」
と意思表示できるでしょうが、
そうでない場合、マネージャーの意見をあっさりと受け入れ、
メンバーの主導権をマネージャーに渡してしまうかもしれません。
そうなった時、それは、マネージャーはメンバーを
サポートしているのではなく、コントロールしているに他ありません。
コントロールされたメンバーは
依存、他責、ひいては思考停止に陥り、
成長のスピードも鈍化します。
もちろんのこと、モチベーションは下がり、
マネージャーの顔色をうかがうことに注力したり、
指示待ちが常態化してしまい、
その結果、マネージャーをイラつかせる存在となる事さえあるでしょう。
それもこれも、すべてはマネージャーが、
サポーターではなく、コントローラーになっているからです。
マネージャーは、メンバーのコントローラーとなってはいけません。
マネージャーは、メンバーの最大のサポーターでなくてはいけないのです。
