言いたいことが相手になかなか伝わらない
相手の言っていることがよくわからない
話のテンポが違うからイライラする
すぐに沈黙になって耐えられない
コミュニケーションに関する困りごとを山ほどいただきますが、
殆どのことは、たった一つのコトで解決することができます。
それは「思いやり」です。
人間は誰もが自分中心で物事を見たり聞いたり考える生き物です。
しかし、それが他者との間でバランスに欠けてしまうと、
不調和が生じてしまうのです。
相手に伝わらないと思ったら、
「どんな表現、どんな言い回しが相手に伝わりやすいかな」
と相手を思いやって考えましょう。
相手の言いたいことがわからない時は、
「何を伝えたいのかな、真意は何かな」
と相手を思いやって聞く、質問するなどをしてみましょう。
話のテンポが違って戸惑う時には
その違いを受け入れて、あなたが少しだけ相手のテンポに合わせてみましょう。
沈黙が耐えられないと感じる時には
「何を考えているのかな」
と相手の関心に関心を持って、ほんの少し待ってみましょう。
コミュニケーションはキャッチボールに例えられますが、
そこには相手に対する思いやりが必要です。
受け取りやすいボールを投げる。
荒れ球が飛んできても一生懸命に受け取ろうとする。
互いの呼吸を大切にする。
早く投げろと急かすのではなく、相手が準備できるまで待つ。
コミュニケーションは思いやりです。
うまくいかないなと思ったら、
ほんの少し、相手を思いやって、あなたの「何か」を工夫してみてください。
きっと、今よりもうまくいくに違いありません。
