自分が思い描くリーダー像、マネージャー像を一所懸命に目指しても、なかなか思うように理想に近づかないとしたら、それは、あなたの生き方そのものが理想のリー・マネージャー像とは異なるモノだからかもしれません。
マネジメントも経営は、生き方であり、人としてのあり方そのものです。スタンス、考え方、とっさの判断や窮地に陥った時の思考など、すべてその人そのものがそれらに表現されてしまいます。どんなに理想に近づこうと日頃気をつけていても、人は苦しくなればなるほど、不用意な場面であればあるほど、その人の本質が顔を出し、薄っぺらいメッキは簡単にはがれてしまうのです。
理想のリーダー像、マネージャー像に近づきたいのなら、自らの生き方そのものを、その理想に近づくように変えることです。すべては平生の表れであり、平生に成せないことは、経営やマネジメントの場面でも表現することはできないのです。