戦略人事

人事異動の考え方

人事は、その人の先の先の、先を考えて今を決めなければいけません。

そのためには、相手を深く良く知り、組織の今と将来をも見通す力が必要です。
相手の成長や進化を願わずして、先の先の先を考えることなどできません。
相手の可能性を信じて、ストレッチ目標を与える度量の深さが必要です。

組織の都合で人をパズルのように動かしてはいけません。

人の成長があって初めて組織が成長するのであり、
人の成長失くして組織の成長はないのです。

組織の成長を願うなら、人の成長を常に考えて行動することが原則です。
5年後、10年後の組織の青写真を描くなら、
そこにはどんなポジション、役割が存在し、
そこで活躍を期待したい彼・彼女たちに、
どんなステップを踏んで成長してほしいのか、
人事や上司は、組織と彼らの成長のビジョンを持たなければいけません。

人事は、人をコマのように扱う場所ではなく、
人の成長を促進して会社を成長させる根幹となる部署でなくてはなりません。

もし、あなたの会社の人事がそうでないならば、
今すぐにあり方を見直すべきです。
そうでなければ、今以上の発展は難しいどころか、
社員の失望と共に、組織の衰退が待ち受けているでしょう。


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