「経営者は孤独である」と言われますが、
経営者は孤独ではありません。
もし、「孤独だ」と感じている経営者がいるとしたらそれは、
正しく経営を行えていないからです。
経営者の仕事は、チームで行われなければなりません。
チームとはすなわち、トップの片腕となる経営層から成る経営チームです。
我が社をどうしていくのか。
ビジョンやミッションを熱く語り合い、
戦略では本気で本音の討論が徹底的にできる。
経営者はそのような経営チームで仕事をしなければなりません。
なぜなら「完璧な経営者」など存在しないからです。
何かに秀でていても、できていない部分や苦手なことは誰にも必ずあります。
それを補いあって完璧に近くなるためにもチームで経営しなければなりません。
チームで正しく経営を行っている限り、経営者が孤独であることはありません。
トップへの忖度で本音議論ができていない。
片腕ではなく単なるメッセンジャーとなっている。
このような場合、チームは全く機能せず、孤独を感じても不思議ではありません。
トップが孤独を感じるとしたらそれは、
トップに責任があると感じます。
1人で経営を行うのではなく、チーム分業で経営を行う限り、
経営者トップが孤独になる事はありません。
