マネジメント・リーダーシップ

マネージャーの言葉が人を変える

「あなた自身が、侍ジャパンなんです」

2023年WBC。栗山英樹監督が、選手たちに向けて贈った言葉の一つだ。
「あなたは侍ジャパンの一員です」ではない。
「あなた自身が、侍ジャパンなんです」と言い切ったのだ。

この違いは、マネジメントにおいてとてつもなく大きい。

誰かがチームの一員である、という“所属”だけでは、人はなかなか誇りを持てない。
でも、「あなたがこの組織を体現している」と言われたとき、
人は、自分の存在に“意味”を見出せる。

それが、マネジメントの力だと思う。

責任を与えるのではない。
「自覚」と「誇り」を託すこと。

ただのメンバーだった人が、“使命を持つ人材”へと変わる瞬間だ。


企業のブランドは誰が作るのか?
マーケティング部? 経営企画部? 人ではなく製品や商品?
いやそうではない。
そこで働く人がブランドを創ると私は考えている。
「さすが!〇〇会社の社員さん」と言われるのは、その人がブランドを体現しているからだ。
逆に、「やっぱり●●の社員は酷いね」と万が一にも言われてしまった時、
それも残念ながら、人が企業のブランドを表したということ。

現場でがんばるマネージャーは、栗山前監督の言葉から学べることが山ほどある。
だから、彼の語録をまとめたMiniBookをつくった。

このブログで紹介したのは、語録⑨。
全部で10語録。他には、

  • 人は変われる
  • 一方的に愛し続ける、言い続ける
  • 何が起こっても、僕は選手を信じる
  • やるか、やらないか

などがある。

それぞれの言葉に、私なりのマネジメント視点での解説を添えた。

どれも、日々、結果を出すこととメンバー育成の狭間で奮闘しているマネージャーの背中を、
そっと押してくれるものばかりだ。

よかったら、のぞいてみてください。

📕栗山英樹氏から学ぶマネジメントMiniBook
無料ダウンロードはこちらから
   

あなたのその言葉が、部下の“誇り”に火をつけるかもしれない。
そしてそれは、きっとチームを変える一歩になる。

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