人間力

自らを売れ 信頼を得よ それがビジネスだ

新入社員で入社した会社の支店スローガンに「自らを売れ 信頼を得よ それがセールスだ」というものがありました。その支店は法人営業の「ザ・昭和」な営業部隊であり、3つあるスローガンの中から毎朝一つを全員が大声で唱和をしてから「始めましょう!」と言って業務を始めていました。
3つの中で私の一番のお気に入りは、この「自らを売れ・・」でした。「商品を売れ」「業績を上げろ」ではなく、「自分を評価していただきお客様から信頼を得ることが営業の役割であり、お客様が商品購入するのはその結果である」という考えがとても納得できました。「売る」はスマートな表現ではありませんが、「自分を売る=自分を評価してもらう。認めてもらう。」と置き換えることで、すんなりと受け入れることができたのです。

シンプルなスローガンはとても分かりやすく、毎朝の唱和も手伝って、「今の行動は信頼を得られるものかな?」「こんな訪問回数で自分を分かっていただくことができるかな?」と常に自問自答することができました。仲間同士で「信頼得られないよ、それじゃあ」などと突っ込み合うことで、自分の言動を振返ることができました。

この「自らを売れ 信頼を得よ それがセールスだ」は、営業ではない今も、私のバイブルとして常に心の真ん中にあります。
チーム運営においては、メンバーに自分を理解・信頼してもらわなければ何事もうまくいきません。コンサルティングやコーチングにおいては、そのスキルやHow to以前に、考え方やあり方をご理解いただき、その上で「任せるに足る人物だ」とお客様に認めていただかなくてはご依頼をいただけません。

私という人間を理解してもらう。人としても、仕事におけるスタンスやスキル・考え方を理解し、信頼してもらえることは、相手が自分の見方になってくれることであり、それこそが、事を為す時に何よりも大切な「力」になります。そのためには「自らを売って信頼を得る」ことが何より大切なのです。

ビジネスは人と人とのつながりがあって成立するのであり、「信」無き人に成功はありません。自分は信を得るに足る人物か。自分はお客様や仲間たちに買っていただくに相応しい自分物か。そう考えれば日常の言動もおのずと変わってくるというものです。そうしてあなたが他者から信を得られた時に、ビジネスの成功の扉が開けるのです。

自らを売れ 信頼を得よ それがビジネスだ

あなたは今日、信頼をますます得るために、何を考えどんな行動をしましたか?


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