経営幹部育成誰だって変わることができる

「わかってるのに、できない」──成長に必要なのは、もう知識じゃないかもしれない

本屋さんには、びっくりするくらいの数の本が並んでる。
新刊も次々と出てくるし、企業主催の研修や、個人で参加できるセミナー、通信教育も盛りだくさんある。
気づけば、同じようなテーマの本やセミナーが、世の中にはあふれてる。

たとえば、1on1ミーティングのやり方について書かれた本やセミナー。
「部下の話を傾聴しよう」「共感を示そう」「信頼関係を築こう」……
タイトルや表現は違っても、言っていることの根っこは意外と似ていたりする。

それなのに、なぜ私たちは“また似たような情報”に引き寄せられるのだろう。

その理由は――
一度では理解できないから。
表現が変われば、より深く腑に落ちるから。
人によっていろんな理由があると思う。

でも、共通して言えるのは、頭で「理解」することに偏っている、
ということかもしれない。

どんなに多くの知識があっても、頭で理解しているだけでは、それは“情報”にすぎない。
本当の意味で「身につける」には、実践が必要だ。

やってみる → できるようになる → 意識せずに自然とできるようになる。
このプロセスを踏んで初めて、情報や知識は“智慧(ちえ)”に変わる。

一気にやろうとすると、しんどいし、続かない。
だから、たった一歩でいい。
毎日ちょっとだけ、コツコツやっていく。

最初は「やってるつもり」でもOK。
そのうち、それが当たり前になってくる。
その日が来るまで、焦らず、腐らず、積み重ねていけばいい。

何冊読んだかじゃない。
何回セミナーに出たかでもない。
ちゃんと「行動に移したか」がすべて。

成長への最短距離は、「少しずつでも、実践すること」。
千里の道も一歩から。
たまに休んでも、立ち止まっても、また一歩踏み出せばいい。
一歩一歩が、きっと未来のあなたをつくる。

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