2025年9月21日の今日、無事、大学院卒業(修了)の日を迎えることになった。
最初に修士を目指したのは40代半ばの頃。
しかし、業務は多忙を極め、学業との両立は不可能だった。
時を経て2022年暮れ。
エグゼクティブMBAを目指して翌春入学の試験を受け、合格通知をいただいたものの、家庭の事情で入学辞退。
状況が落ち着き、再度の入学試験を受け、ようやく、うん十年ぶりの学生になったは2023年9月だった。
途中、休学を検討したこともあったが、なんとか、2年間を駆け抜けることができた。
紆余曲折を経験し、諦めかけた道を、回り道をしてようやくゴールにたどり着いたと言えるかもしれない。
この回り道のおかげで、「キャリアの転機に立つリーダーの葛藤や決意」を、身をもって経験することができた。
企業経営の体系的な理論を学び、多様なバックグラウンドを持つ仲間たちと議論を重ねる中で、これまで私がコンサルタントとして培ってきた「実践知」が、新たな視点で統合されていく感覚を何度も味わった。
特に、リーダー育成や組織開発の観点から得られた学びは、以下の3つである。
1. 若い世代の価値観が、組織の未来を創る
多様な世代の仲間と議論することで、若い世代が持つエネルギーや価値観、柔軟な発想が、組織にイノベーションを起こす上で不可欠な要素だと再認識した。
これからのリーダーは、自身の経験だけでなく、意図的に世代間対話を促し、新しい視点を取り込む仕組みづくりが求められる。
2. 複数の「強み」を掛け合わせ、唯一無二のリーダー像を築く
授業で学んだ戦略論は、私自身のキャリアにも大きな示唆を与えた。
複数の強みを掛け合わせることで、競合がいない「ブルーオーシャン」で勝負できるということだ。
- 戦略人事コンサルタントの実践知:机上の空論ではない、現場で結果を出してきた組織開発とリーダー育成のノウハウ。
- 茶道から学んだ精神性:相手に寄り添い、その人の本質的な可能性を引き出すコーチング。
- 禅の教え:不確実な時代を生き抜く、揺るがない精神的な軸とレジリエンスを養う。
- 心理学の理論:人の行動原理を深く理解し、個人の変容を促すための科学的アプローチ。
- マネージャー時代の大きな挫折経験:うまくいかない人の行動特性と気持ちを深く理解。
これらを掛け合わせることで、より深く、多角的な視点から、クライアントの課題を解決し、唯一無二のリーダー像を築くサポートが可能になる。
3. 学び続けるリーダーが、組織の未来を切り拓く
「学び」は、新しい世界を拓き、自分自身の成長・進化を実感するプロセスだ。
私自身が常に学び続け、変化していく姿を示すことが、共に歩むリーダーや組織のメンバーにとって、変化を恐れず挑戦する勇気になると信じている。
リーダーとして学び続け、進化し続けることは、義務ではなく、組織の未来を創るための責任だと考えている。
「リーダーとしての次のステージを目指したい」「組織の変革を推し進めたい」とお考えの経営者・リーダーの皆様。
あなたの唯一無二の強みを見つけ、進化の旅を共に歩む。
理論と実践を融合した独自のアプローチで、変革と成長を全力でサポートする。
それが私の使命です。
『組織を強くする実践知』
最新記事をメールでお知らせ!
✔ 無料
✔ いつでも解除OK
こちらから登録してください!
リーダー育成・組織開発の最前線から、あなたのビジネスを加速させる実践知を毎日お届けします。