「管理職になって、更に力を発揮しようと、どうして思わないのか?」
「ワークライフバランスも良いけど、ポジションが上がることを目指して頑張る気概も見せてもほしい。」
こう思っている人は、もしかしたら、「管理職の罰ゲーム化」が、今や、バズワードであることを知らないのかもしれません。
2025-2026年のトレンドワードにも選ばれた「管理職の罰ゲーム化」
管理職になることは名誉なことではなく、罰ゲームである。
一昔前なら思いもよらなかった考えが、今や、多くの人たちの思考を支配しています。
もはや一部の企業の話ではありません。
この事実を受け止めず、頑張れと部下のお尻を叩いても、「笛吹けど踊らず」になるだけです。
また、今、既に管理職の人たちも、「自分たちは損な役回り」と半ばあきらめの状態でいるかもしれません。
私が知っている企業様でも、経営層の想いをよそに、「一番の悲劇は、自分が管理職であること」「やりがいや達成感よりも、失うことや犠牲にしていることが大きすぎて、一般社員に戻れるなら戻りたい」という声さえ聞こえてくる始末です。
そんな状態の管理職を見て、若手が管理職になりたいと思うはずはありません。
さらに言えば、自分がそうなってしまう可能性のある会社に、就職したいとも思わないでしょう。
管理職の罰ゲーム化は、単に管理職の問題だけでなく、経営の根幹を揺るがす深刻な状態に陥っていることを示唆しているのです。
あなたの会社の管理職は、罰ゲームを甘んじて受け入れ、心に蓋をして仕事をしているのでしょうか?
それとも、それはよその話であって、管理職という役割を心から喜んで引き受けているのでしょうか?
彼らの「本当の心」、あなたは知っていますか?
もし知らないのであれば、それこそが問題の本質かもしれません。
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