禅語から学ぶリーダーのあり方

「清風動脩竹」心理的安全性はリーダー次第

清風動脩竹 (せいふう しゅうちくを うごかす)

脩竹とは細長い竹のことです。
すなわち、「爽やかな風が吹いて細長い竹がサワサワと揺れ動いている」という意味です。

竹は風がなければ動きません。葉がそよぐこともないでしょう。
しかし、一陣の清風によってサワサワと心地良い音を立てて揺れるのです。
これが清風ではなく暴風であったなら、ザワザワと、またはギシギシときしむような音を立てて大きく揺さぶられます。
清風だからこそ、竹がイキイキとそよぐことができるのです。

私たちは、特にマネージャーは、暴風ではなく清風にならなければなりません。
私たちの存在一つでチーム全体の雰囲気がイキイキともザワザワとも、どちらにもなる影響力が大きいからです。
清風となってチームに息吹を吹き込み、メンバー一人ひとりが自然体でのびのびと活躍することができる、そんな存在になりたいものですね。

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