私って駄目なマネージャーなんです。
ついつい自分の我が強くなっちゃうし、メンバーの足りないところにばかり悪いところ目が行くし。
まるで昔の自分を見ているようで、こんな風に落ち込むマネージャーさんが愛おしくてたまりません。
自分を客観的にきちんと捉えることができているだけで、それはもう素晴らしいと思うのです。
その上で、かつて私がある人に言われた言葉を彼にも贈りたいと思います。
過去の自分の言動に対して点数をつけたり批判したり自分を責めたり、私って駄目なマネージャーなんだと言って悩んでみたり。
そんなことをしていても何も変わらない。
自分がマネージャーとしてできていないことや足りないこと、うまくいっている他のマネージャーを羨んだりしても、何も変わらない。
そうやって自分に駄目だしして落ち込んだり、どうしようもないことに意識を向けるよりも、今、目の前にいるメンバーに対して何ができるのか、自分ができることを精一杯気持ちを込めてやってみること。「過去」ではなく「未来」に対して意識を向けること。
立ち止まっていても、悩んでいても、時間は変わらず過ぎていく。どんどん時間は過ぎていく。
あなたに落ち込んでいる暇なんてないんだから。
そう。落ち込んで明るい未来が手に入るのなら、いくらでも落ち込んでいいのです。
しかし、それでは何も変わらない。
手に入れたい未来があるのなら、意識をそこに向けて、自分ができることを精一杯やるだけ。
たとえ失敗したとしても、進み続ければいつかは必ずたどり着きます。
この私がそうだったのですから。
過去ではなく未来を見据えて、今、を精一杯生きましょう。