誰だって変わることができる

失敗の朝 0歳になれた・・・

人生初の恥ずかしい!情けない!カッコ悪い!失敗をしてしまいました。
(恥ずかしすぎて、ここでは綴れません・・・)
穴があったら入りたいとはこのことだわ・・・ と思っていたところに、お取引先銀行から電話がありました。
担当支店ではないところからです。
いぶかしく思いながらも電話に出てみると・・・

「〇〇駅のATMをご利用になられましたでしょうか?」
との質問。
確かに1時間ほど前にそこにいたけど・・・
「通帳をお忘れになられたようで、当支店でお預かりしております。」

何とまあ、通帳をATMのどこかに置き忘れてしまったようなのです。

朝から立て続けの失敗に少々落ち込み気味。
今日はなんだか、イマイチかも・・・

そう思っていたところにメンバーちゃんからこんな言葉をもらいました。
「尾藤さん、ホント、人間らしくなりましたよね~」

どういう意味???
今まで私は人間ではなかったの?

すると彼女は続けます。
「前の尾藤さんだったら、あんな恥ずかしい失敗とか、絶対、人には言いませんでしたよね、きっと。通帳の置忘れだって、何かしら言い訳しても、うっかりミスをなかなか認めないと思うんですよ。自分の失敗とかカッコ悪いとこ、そのまんま包み隠さずオープンにできるだなんて、良い感じだと思います。」

褒めているのか、これは・・・。
複雑な気持ちになりながらも、右手の親指を突き立てて私に「グゥ~!」とOKサインを出してくれたメンバーちゃんの満面の笑顔を見て、確かに、私も人間らしくなったのかもと思いました。

誰しも失敗はするし、カッコ悪いことだってある。
それを上手に隠すことが「デキる」ことではなく、それを認めて、受け止めて、次へ活かすことができるのがデキるということなのです。

それに、メンバーからの「Good」評価は、なんとも嬉しいものです。
大坂なおみ選手がメンタル3歳から5歳に成長したと全豪インタビューで言っていましたが、メンバー曰く、私は(ブラック)デビルからようやく人間になったのだとか。
ということは、まだ0歳?

辛口メンバーちゃんのコメントに苦笑いしながらも、こんな風にストレートに物申してくれる、私にダメ出ししてくれる存在がいてくれることに、感謝の気持ちでいっぱいになるのでした。

あなたはとっても恥ずかしい失敗や情けない体験を、仲間に正直に話すことができますか?
あなたには愛あるダメ出しをしてくれる人がいますか?

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