マネジメント・リーダーシップ組織開発

メンバーの育成とマネージャーの成長

「本当は全部自分でやってしまいたかったんじゃないの?」
萬平さんに声をかける真一さん。

今日も朝ドラ『まんぷく』の一節からです。

なかなか新商品の開発が進まないプロジェクトチームですが、はやる気持ちを抑えて皆に語りかけた社長の萬平さん。
そんな萬平さんに、彼のアイデアではどうしても上手くいかず、違う方法でチャレンジしてみたいと申し出たメンバーたち。

「社長の意見とは違うことを言うなんて、相当の勇気だったと思うよ。」
そう彼らをサポートする真一さんに、萬平さんはこう言いました。

「わかっています。今の会社は昔とは違う。彼らを信じて任せていかないと。」

異なるアイデアを進言してくるだけの気概があるメンバーでいいな。
そう考えるのは簡単です。
しかし、以前の萬平さんではメンバーたちは委縮してしまい、またはやる気を失ってしまって、そのようなアイデアを思いつくことも、また申し出ることもしなかったでしょう。
萬平さんが変わったからこそメンバーたちも変わったのは明らかです。

どうなるかわからない若手のアイデアを採用して待つのは忍耐と胆力が必要です。
それでも信じて任せようとしている萬平さん。
若手社員にチャレンジの道を与えることでに彼らの育成を図っている社長ですが、社長である萬平さん自身が、経営者・マネージャーとして成長しているのですね。

あなたのメンバーは、あなたと反対意見を堂々と申し出ることができていますか?
あなたはメンバーからの反対意見を歓迎していますか?
あなたはメンバーを信じて任せていますか?
あなたはメンバーを信じて待てていますか?

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