新人が初めて一人でお客様のところへ伺いプレゼンをするという時、あなたはどんな気持ちで新人がプレゼンを行っているであろうその時間を過ごしますか?
「練習でつまづいたあの箇所、気をつけろよ」
「ちゃんとお客様の目を見て間を取るんだぞ」
失敗しはしないか、上手くいくかどうかに気を揉みながら、その時間を過ごしますか?
「大丈夫。ちゃんと上手くできる。頑張れ頑張れ。応援しているぞ~。」
心の中で彼・彼女のやり切った誇らしげな達成感に溢れた笑顔を想像しながらパワーを送りますか?
仕事にしてもプライベートにおいても、気になる部下、子供、友人等々相手が誰であっても、物理的に傍にいてすぐ手を差し伸べることができる場合はほんのわずかでしかなく、日常の大部分は物理的空間距離がある状態で相手の成功や幸福を願うことが大部分です。
そんな時、「心配」することで負のオーラを意図せずに相手に届けてしまうのではなく、「成功・達成・幸福」という相手の良き未来を思ってプラスのオーラを届けたいものです。
「あの箇所大丈夫だった?うまくできた?心配してたのよ。」
相手の事を思い心配していたことは事実ですが、失敗することを前提としているから心配してしまうのであり、「大丈夫、きっとうまくできる。大丈夫」と成功を前提として応援することで力強いエネルギーを届けることができます。
心の力は偉大です。
「ん?私のこと見てた?見られている感じがした。」
そう思って相手に尋ねると、たいていの場合はビンゴ!です。
目に見えない相手から発せられるパワーがこちらへ届いた証拠です。
殺気を感じるなどというのも同じですね。
どれもこれも心の力です。
どうせ送るなら負のパワーではなく、相手を勇気づけ元気づけるパワー、癒し慰めるパワー、笑顔で幸せいっぱいになるパワー、そう、プラスのパワーを送りたいものです。
そうであれば、送る側は相手のマイナスをイメージするのではなく、常に良い状態をイメージしなければいけません。
「失敗しませんように」ではなく「上手くできてお客様と握手している」イメージ。
「気をつけてね」ではなく「旅先で楽しんでいる笑顔」のイメージ。
「元気出してね」ではなく「穏やかに微笑んでいる」イメージ。
心の力は偉大です。祈り、願い、応援、愛・・・ どれも目には見えませんが、確かに相手に届けることができる心の力です。
今日も頑張っているあなたに祈りと愛を贈ります。
あなたの輝く笑顔をイメージして。
あなたが幸せの光に包まれた姿をイメージして。
私の祈りが、愛が、あなたに届きますように。
あなたがいつも幸せな笑顔で輝いていますように。