組織変革や人材育成のサポートをさせていただいて、いつもいつも上手くいくとは限りません。
順調にコトが運ぶこともあれば、そうでない時もあります。
上手くいかなければ立ち止まり、原因を検証して対策を考えます。
歯がゆいのは、その成長のスピードがゆっくりではあるけれども確かであるのに、それを組織が待てない時です。
変化は分かっている。確かに変わってきた。少しずつ良くなっている。
けれども、ゴールに達するまで待ってるわけにはいかないんだよね。残念だけど・・・
こんな時、無力さを感じると同時に、時に、怒りを覚えることもあります。
人は簡単には育たない。
幼い子供がそうであるように、あなたがそうであったように、時間をかけて、そう、急激に火傷をしたような変化ではなく、じっくりゆっくり染み渡った成長・変化の方が一過性ではなく確実なのです。
そのためには一定以上の時間が必要です。
確かにビジネスにおいてスピードは必要です。
いつまでも待っていられない。早く結果が欲しい。
それは誰もが同じです。
しかし・・・
それらも含めて、「待つ」「耐える」「信じる」ことがマネジメントであり、人を、組織を育てる、成長を支援するということではないでしょうか。
様々な人、組織の応援をしていて、嬉しく喜ばしい時もあれば、やり場のない苛立ちや悲しみを覚える時もあります。
それでも、どんな時にも変わらず私ができることは、「待つ」「耐える」「信じる」ことです。
外部支援では限界がありますが、外部支援だからこそできることもたくさんあります。
「待つ」「耐える」「信じる」
すべての人には、すべての組織には無限の可能性があるのです。