未来の姿が見えないと誰しも不安になるものです。
いつになったらゴールにたどり着くのかわからないのも不安になるものです。
それらはまるで、暗闇の中を手探りでさまよっているようなものでしょうか。
迷路に迷い込んで抜け出したくても抜け出せずにもがいているようなものでしょうか。
いつもいつも、どんな時も目指す未来が完璧な状態で見えているとは限りません。
いえ、そんなことのほうが実はまれであり、
多くの場合はぼんやりとでも見えていれば良い方なのかもしれません。
そんな「ぼんやり」としか見えていない未来でも、
手探りであっても、迷い間違うことがあったとしても
負けずに前へ進む勇気を持っていたいものです。
時に休むことがあっても、時に泣き出してしまうことがあっても
あきらめず、負けないで、自分に勝つ強さを持っていたいものです。
どんなことがあっても、何がっても
自分が欲しい未来は、天や誰かが与えてくれるものではなく
自分自身が自分の手で掴み取ることでしか手に入れることはできません。
だから、不安に負けず、自分に負けず、
できることなら同じ未来を見つめることができる仲間とともに
前へ前へ、休みながら、少しずつでも進んでいたいものです。