「僕の頭の整理を手伝ってもらえませんか?」
こう仰ったのは、マネージャートレーニングをお手伝いしているA社の
社長さんです。
今、物凄いスピードで変わろうとしているA社は、
コロナの直撃で、変わらざるを得ない状況に陥っています。
その事実を真正面から受け止め、全社で変革の真っ最中。
その号令指揮を執っているのが社長に他ありませんが、
社長曰く、
「若いやつらの順応力にはとてもかなわない。
自分の先を見据える目が曇ってないか、尾藤さんに手伝ってほしい」
と仰るのです。
手伝うと言っても、私はA社のビジネスについては全く分かりません。
あくまでも私の質問で社長の思考を掘り下げたり、逆に広げたりすることで、
社長が「勝手に気づいて勝手に整理する」そのお手伝いをするのです。
「お礼は、尾藤さんの好きな鰻でいい?」
茶目っ気たっぷりな様子でそう笑う社長からのリクエストを
断れるわけもありません。
「喜んで!」とお応えしたすぐそのあとから、
「質問力」のブラッシュアップに励んでいる私です💦