「研修なのに楽しかった!時間がもっと欲しかった!」
先日のリーダー研修の振り返りで受講生からもらったコメントです。
このコメントは私向けのモノではなく、お客様社内における
「プログラム向上を目的とした辛口フィードバック」です。
そこに「研修なのに楽しかった!」のコメント。
小躍りしてしまいました。
それにしても、「研修=つまらないもの」という考えが
まだまだ根深いのだなとも思いました。
弊社の場合はヒューマン系ですので、ひたすら座学ではありませんが、
スキル系、根性系の場合は、講師がとにかく喋る、喋る、喋る、
受講生はとにかく聴く、聴く、聴く・・・
それでは楽しいわけもなく、ためになるかもしれませんが、
その時間が苦痛にさえ感じられるかもしれません。
そして、こんな嬉しいコメントも頂きました。
(書いた人は、これが私の目に触れるとは知らずに書いてくれたので、なお嬉しい)
■ 一番印象に残っている内容は、尾藤さんがQA対応時に回答していた
「正解はない。今後、自分が回答した内容に誤りがあっても、
その事実を受け止め、正し、正解を求めていかなければならない場面もある。」
であった。
チームを引っ張っていく立場として、メンバへ自己開示した方が良い、
などの技術的な内容も学べたが、
それ以上に責任のある立場に向かっていることに改めて気づいた。
一方で会社の未来を変えていくのも自分たち自身、という言葉も尾藤さんから頂き、
責任に対する不安とそれを乗り越えた時の楽しみ、2つを考えさせられた研修だと感じた。
■ 尾藤さんに最後、一言いただいた
「決してコロナのせいにしない」という言葉は胸に響いた。
コロナだからできない、ではなく、コロナでもできる事、
を考えていく事が次期リーダーとしての務めであると感じた。
ただ、そこについても色々とメンバーに意見を聞いたり、
考えてもらったりいう方法をとり、
自分で抱え込まないこともある程度は必要なのかな、と思った。
登壇時、多くの場合、私はフロー状態にあるので、
その時に何を語ったかを後で振り返っても覚えていないことが多々あります。
今回もまさにそう。
「あ、私、そんなこと言ったのね。」と逆に確認できた次第です。
まあ、それはさておき、「ああ、役に立てたんだ」と
安堵と喜びと、次なる挑戦への想いと、そんな気持ちでいっぱいです。
そう! 私のプログラムは「楽しい!」のです。
楽しくなければ研修じゃない!
楽しくなければのめり込めない!
楽しくなければ身につかない!
だから、「研修なのに楽しかった!」となるのですね。
そして何を隠そう、一番楽しんでいるのは、私自身なのです。