マネジメント・リーダーシップ誰だって変わることができる

「自分⊇マネージャー」であって「自分⊆マネージャー」ではない

最近つくづく思うこと。
それは、マネジメントも経営も、生き方であり、人としてのあり方そのものだということです。

「どうやったらチームの成果が上がるか。どうやったらメンバーが今より成長するか。」

そこばかりに意識が向いていた頃は、嫌な自分だったように思います。
結果にばかり意識が向き、メンバーも自分も追い詰めていたように感じます。

「どんなマネージャーになりたいか。」

そう考えていた頃は、私という人格とマネージャーである私の人格が別物になってしまっていた所があり、マネージャーを演じる感があり、しっくりこないだけでなく無理をしていた感がありました。

「マネジメントも経営も自分の生き方であり人としてのあり方なんだ。」

そう思えるようになってからは、いたって自然体でいられるようになりました。
もちろんチームの成果やメンバーの成長を忘れてはいません。しかし、その前提として自分自身の生き方が屋台骨としてしっかりとあるので、何をするにも何を言うにも自分への偽りがなく、自然体でいられるのです。
つまり、完全に鎧を脱ぎ捨て、武器を手放した状態でいることができているため、結果的にチームにもメンバーにも良い影響を与えられるようになってきたのです。

どんなマネージャー・経営者でありたいか。
それを考えるのも良いですが、まずは、「人としてどうありたいのか。どんな生き方をしたいのか。」
そこからスタートしてみるのはいかがでしょうか。
だって、「自分⊇マネージャー・経営者」であって、「自分⊆マネージャー・経営者」ではないのです。
もし、自分のマネジメントスタイルに悩んでいたり、チームがうまくいかない、メンバーがなかなか成長しないと感じている場合には、いったん頭を切り替えて、自分自身の生き方、人としてどんな人でありたいかを考えてみることをお勧めします。

マネジメントは生き方そのものだからです。
ということは・・・・
ブラックマネージャーだった時代には、私自身、ブラックだったということか・・・・
いやきっとその頃は、私という人格と、マネージャーを演じている人格の2つが存在していたのでしょう。
だからあの頃は疲れ切っていたんですね。

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