人間力

「できた」と思った時がスタートの時

稽古とは一より習い十を知り 十よりかえるもとのその一

利休百首(和歌の形式を用いて茶の精神や点前作法についてまとめたもの)
にある言葉です。

稽古は一からはじめて十まで到達したからといって、
それで十分ではない。
十までいくと、改めて、わかる事とわからない事がはっきりするので
再び一にかえって繰り返すことで、自分の実力としていく。
(淡交社公式テキストより)

仕事も全く同じですね。

分かっている。できている。
そう思った時点でそれ以上の成長は見込めません。
「できた」と思った時がスタートの時。
再び一にかえって繰り返すことで、
今以上の実力が身につき、極めることが叶うのです。

個人であれ、チームであれ同じです。
成長に終わりはなく、その気があれば、どこまでもずっと続きます。

一定以上の実力が備わっても、
常に謙虚にフィードバックを受け取る姿勢が何より大切です。
些細な事にも耳を傾け、
たとえそれがたった1ミリのストレッチでしかなかったとしても
その1ミリを積み重ねることにより、大きな変化が生まれます。

周囲がどんどん変化・進化している中、現状維持は衰退を意味します。
できた!やった!
そう思っても、しっかり喜んだあとはまた、もとの一に返りましょう。



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