このままで上手くいくかどうかが不安。
間に合うかどうかが不安。
新しいご担当者とうまくやっていけるかどうか不安。
仕事に限らず、私たちは不安を感じる生き物です。
では、どうして不安を感じるのでしょうか?
それは、相手の正体が分からない、見えないからです。
上手くいくかどうかが不安なのは、「こうすれば上手くいく」が分かっていないから。
間に合うかどうかが不安なのは、ゴールが分かっていない(見えていない)、
または、ゴールまでのTo Doを分かっていないから。
うまくやっていけるかどうか不安なのは、新しいご担当者の特徴をよく知らないから。
つまり、相手の正体が分かっていない、見えない、知らないから
または、一部だけ分かっている、想像で知っている、噂で聞いているなど、
ハッキリと全体像を捉えていないから不安になるのです。
真っ暗闇の中、あなたの行く手を大きな物体がさえぎっています。
ある人は、「これは大きな葉っぱだ」と言います。
別の人は、「いや、これは木の幹だ」と言います。
更に、それぞれが異なることを言います。
「これは、太いロープだ」
「いやちがう、壁だ」
「これは、蛇だ」
「これは、鞄だ」
「これは、槍だ」
皆口々に断言しました。
(『群盲象を評す』のお話をお借りしています。)
皆が違うことを言い、暗闇の中、不安があなたを支配します。
あなたが前へ進むために、 最初にすべきことは何ですか?
前進むために最初にすべき事。
それは不安を解消するために全体像を知る事。
見えていないモノの正体を突き止めることです。
不安は見えていない、分かっていないから不安になるのです。
一部しか分からないから不安が募るです。
不安の正体を突き止めるには、その全体像を正しく知ることです。
あなたには今、どんな不安がありますか?
その全体像をどれくらい知っていますか?
全体像を正しく知るために、何ができますか?