チームや集団の場で影響力を与えるのは、
発言の量ではありません。
1つは、その人が持っているオーラ。
そしてもう1つは、発言の質です。
オーラは品格と言い直しても良いかもしれません。
堂々と威厳あるたたずまい。
どんな時にも穏やかで公平な態度。
影響力には良い影響と悪い影響があるため、
もちろん負のオーラ(威圧感を与える態度、横柄でフキゲンな雰囲気など)もあり、
その場合は品格とは言いませんが、
プラスのオーラ、ゆるぎない品格は、
例え一言も発さずともかなりの影響力を発します。
そしてもう一つが発言の質です。
たった一言しか語らずとも、
それが核心を突くものだったり、
凝り固まった視点を変えるきっかけに繋がるものだったり、
混乱した状態が一旦治まるような冷静な問いかけだったり、
そのような発言ができる人は、やはり場に大きな影響を与えます。
グループやチームに自分が影響力を持ちたい、
良い影響を与えたいと思うなら、
多くを語るよりも、
自分の品格と発言の質の2つを磨くことを心がけましょう。
いずれも一朝一夕になるものではありません。
しかし、一度磨かれた品格や言葉の質は、
どんな場合にも通用するあなたの強力な武器となります。
品格を磨きたい時は自身のあり方を見つめることから、
発言の質を磨きたい時は、話すより聴くことから始めましょう。
その先については、
後日、改めて触れたいと思います。