マネジメントとは部下を管理することではありません。
部下を管理することがマネージャーの仕事であれば、今の時代、AIでその役割は十分でしょう。
マネジメントとは信頼すること、「あり方・生き方そのもの」だと私は考えます。
共通の目的のために目標に向かうメンバーは、「労働者」ではなく「パートナー」です。
労働者であれば管理監督が必要かもしれませんが、パートナーに果たしてそれは必要でしょうか。
パートナー間に必要なのは、互いの信頼関係。
一層深い相互理解と相互援助の気持ちです。
たとえ物理的距離が離れていても信頼関係を築き、互いを理解し、助け合うことが自然にできる。
そのためにマネージャーはどうすればよいのか。
それがマネージャーに求められていることです。
管理しようとすればするほど、メンバーの心は離れていきます。
そうではなく、
「困っていることはないか」
「サポートしてほしいことはあるか」
「情報はできるだけタイムリーに伝達する」
「メンバーの声を言葉で理解するのではなく心で聴く」
など、当たり前のことが必要です。
マネージャーは部下を管理する人ではありません。
マネジメントとは、テクニックやスキルを超えた、マネージャー個人の哲学と価値観が問われる、信頼の構築であり、「あり方・生き方そのもの」なのです。
その本質的な「あり方」は、あなたのビジネス哲学や、組織の未来と、どのように結びついていますか?
そして、その「あり方」を、日々の行動レベルで一貫して示し続けるために、あなたは、今、何を手放し、何を深める必要がありますか?
『組織を強くする実践知』
最新記事をメールでお知らせ!
✔ 無料
✔ いつでも解除OK
こちらから登録してください!
リーダー育成・組織開発の最前線から、あなたのビジネスを加速させる実践知を毎日お届けします。

