人は感情の生き物です。
しかし何かの決断を下す時、
決して感情に流されてはいけない場合も多くあります。
感情に流されて決めたために
結果的に悲惨な結末を迎える。
期待とは真逆の結果を招いてしまう場合が多々あります。
感情に流されず決断を下すには、
「私」が考え決めるのではなく、
俯瞰した他人の目で考えることが必要です。
感情に支配された思考では
正しく見て聞いて考えることは困難です。
「私」ではなく、「私以外の他人」ならどう判断するのか。
感情的になった時ほど俯瞰する力が必要なのです。
そのためには俯瞰力を身につけることももちろんですが、
「自分は今、感情的になっている」と自覚する必要があります。
これができる一番の方法は、
「今、自分はどんな感情か」「冷静か、揺らいでいるか」
など、日々、自分の感情に問いかけて自分を知るトレーニングを積むことです。
大切な決断こそ感情に流されてはいけません。
誰かの将来やチームの未来に影響を与える決断の時、
リーダーの感情で決断することは許されません。
感情豊かな人は無感情な人より遥かに魅力的です。
だからと言って、感情に支配されてはいけません。
決断の時、感情に流されて望まない結果を招かないよう、
日々、自分の状態を見つめ、どんな場合にも俯瞰できる力を鍛えたいものです。