営業で最も大切なコトは、
プレゼン力でもクロージング力でもヒアリング力でもありません。
見込み客発見の鋭い嗅覚でも傾聴力でもありません。
営業で最も大切なコトは、
自分がお客様（企業・ご担当者様）の最大のファンになること。
そして、
お客様に自分のファンになっていただくこと。
これに尽きます。
すべては「そのためにどうするか」です。
芸能人であれスポーツ選手であれ、
ファンとは本当にありがたい存在です。
どんな時にも応援してくれます。
頼まずともいろいろなサポートを喜んでしてくれます。
サッカーではファンのことを「サポーター」と呼びますが、
ファンは一番の支援者であることを表したものですね。
お客様に自分のファンになってもらうためには、
まず自分がお客様のファンになり、
ファンとして惜しまずサポートすることです。
できることは何でもあります。
業務上自分ができる小さな範囲に限りません。
人として、相手を良く知り、少しでも力になる、助けになると思うことは
進んでお手伝いをしてみましょう。
例えば、私がこれまでにお客様のお力になりたいと思って
お手伝いしてきたことに、次のようなことがあります。
お子さんの進学先選択を迷っていらしたので、
その学校生徒の生の声を収集してお伝えした。
予約が取りづらいレストランの予約を記念日にお取りした。
プライベートで大きなお悩みを抱えておられたので、
聴き役に徹した。
人員不足で手が回らないことがあったようなので、
「おつかい」を引き受け、応接室の掃除をお手伝いさせていただいた。
ファンであれば、役に立ちたい、力に立ちたいと思うのはあたりまえのこと。
そして人は、自分を大切にしてくれる人には必ず好意を抱くもので、
私が営業だと当然ご存じのお客様は、
私の役にも立ちたい、私を応援したいと自然と思ってくださるのです。
営業で一番大切なコトは、
まず最初に自分がお客様のファンになり、
お客様に自分のファンになっていただくことです。
たくさんのファンに応援させる営業は最強です。
そのためにはまず、あなた自身がお客様の最大最強のファンになりましょう。
