マネジメント・リーダーシップ

部下に対するクレームへの謝罪で上司の質がわかる

部下の言動に対して上司のあなたがお客様からお叱りをいただく時、
あなたはどんな風に謝罪をしていますか?

「指導・教育ができておらず申し訳ございません。」

これはよく聞く決まり文句ですが、
聞きようによってはとても他責に聞こえます。

「一生懸命教育しているんだけど、部下が追い付かなくて」
と心の声が聞こえてくるからです。

このような場合、
「教育できておらず」とか「指導が行き届かず」
という枕詞は不要です。
ただ愚直に「申し訳ございません。」と
すべてを自分の責任として謝罪する言葉にまさるものはありません。

部下のミスは上司の責任。
部下へのクレームは上司へのクレームなのです。

指導できているいない、云々ではなく、
「私が悪かった。ごめんなさい。」
と誠実にお客様に向き合う以外に必要なことはありません。

「指導が・・・」と言っているあなた。
無自覚に他責であることを知らしめているようなものです。
気をつけましょう。

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