あのメンバーと話をすると疲れる。
もし、あなたがこんな風に感じるメンバーがいるとしたら、
それは、あなたに問題があります。
疲れる理由は、
話をなかなか理解しない
わかったのか、わからないのか、反応がない
持論を展開して反発する
頑固で素直にイエスと言わない
など色々でしょう。
そしてそのようなメンバーに対して、
あなたは「何とかしよう」と一生懸命になるので
すっかり疲れてしまうのです。
相手を無理やり変えようとすることほど疲れることはありません。
こちらの思い通りにならない相手にストレスを募らせ
イライラしたり、余計必死になって疲れ切ってしまうばかりです。
他人を変えることはできない。
できることは良い影響を与えることだけ。
無理に変えようとすればするほど、相手だって必死に殻に閉じこもるでしょう。
無理に変えようとするのではなく、
①まずは相手の考えや気持ちをじっくり聴く
②その考えに至った背景、そう感じた理由も併せて丁寧に聴く
③私はこんな風に考えるけど、どう思うか
と、手順を丁寧に踏むことです。
それで相手が変わらなかったとしても、そこに一喜一憂する必要はありません。
だって、他人を無理やり変えることはできないのですから。
それではマネジメントができないと思うあなた。
千里の道も一歩から。
メンバーを思い通りにしようと思う、そのあなたの考えを改めることから
始めなければいけません。
あなただって、上司に思い通りにコントロールされるのは嫌なはずです。
メンバーにも考えや感情があり、それらも含めて
自分を尊重してくれる相手に心を通わせるのだということを
決して忘れてはいけません。