誰だって変わることができる

「体験ゲーム」から学べること

ビジネスを学ぶ「体験ゲーム」は数多くありますが、
先日弊社では、「松下幸之助『理念経営』実践ゲーム」を行いました。

6人以下で行うこのゲームは、
「競う」のではなく「協力」することで、
参加者全員でゴールにたどり着くことが求められます。
ゴールにたどり着くには、使命を達成する「貢献」が必須であり、
自分一人だけが頑張るのでなく、
チーム全体を見渡して自分がなすべきことを考え、
全体ミッション達成のために自分が動くことが必要となってきます。

コミュニケーションは量だけでなく質の高さが求められますし、
全体を俯瞰して見る力、先を見据える力、
調整能力、使命感の強さ、そしてチーム力など、
様々な「力」失くしてゴールにたどり着くことができない設計となっています。

今回参加者は、率直にコミュニケーションが取れていましたし、
協力関係も悪くはありませんでした。
しかし残念ながら、ゴールにたどり着く前にタイムオーバーでゲーム終了。

「どうしてかしら?」と考える時、
改めて見えてくる「色々な事」がありました。

体験ゲームで最も大切なコトは、
それら見えてきた「気づき」を一般化して、
自分のビジネスに当てはめて考え、ジブンゴトの学びに置き換えることです。

ゲーム(遊び)だからこそ素直になって気づけることがあり、
それらを一般化してジブンゴトとした時、
直接的に自分や自分のビジネスを見つめる時には気づくことが難しい
様々な学びを手に入れることができます。

ただ考えるだけよりも、体験から得られるものはとても大きいですし、
ゲームも含めた疑似体験により得られる学びは、
想像以上に自分に素直になる事ができ、
普段は見ようとしない、無意識に蓋をしている、
または全く気付かずにスルーしてしまっている事柄に
気づくには最適です。

そういった意味では、
頑固な人、固定観念の強い人、成功体験が多い人などの方が
体験ゲームには向いていて、
普段なかなか自分では受け入れ難いコトに向き合うには
最適なのかもしれません。

理念経営実践ゲームを終えての私の気づき、学びは、
「理念浸透」「理念経営」は、頭で考える何十倍も難しく、
自分ができていない部分を突き付けられる時間でもありました。

果たして自分はどうだろうか?

もしあなたがそう思うなら、
様々な疑似体験や体験ゲームを通じて、
素直な気づきからの一般化をジブンゴトに置き換えてみる、
そんな学習法をお勧めいたします。

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