マネジメント・リーダーシップ人間力

成長の強い追い風となる応援の力

「ビリギャル」を知っていますか?
ビリギャルとは、偏差値が30しかなかった女子高生が、「嵐の桜井君みたいなイケメンがいっぱいいそうだから慶應大っていいね」と実に軽いノリで受験を決め、1年で偏差値を40も上げて慶應義塾大学に現役合格した小林さやかさんのことです。(ちなみに今、彼女は、「子供の能力を信じて引き出すことができる教育者の育成」をテーマに、アメリカコロンビア教育大学院に留学中です。)

小林さん曰く、もともと頭が良かったわけでも、要領が特別良かったわけでもなく、高校生でありながら小学生レベルの科目もあり、本当にすごーく頑張ったのだそうですが、頑張れた理由の一番大きなものが「信じて応援してくれた存在」だそうです。

学校の先生も友人も、慶應大学の受験を無謀だと止めたり呆れて笑ったりする人が殆どだった中、たった2人、彼女の合格を心から信じてどんな時にも支え、応援し続けてくれた存在がいました。
学習塾の先生とお母さんです。塾の先生は時にやさしく、時に厳しく支え続けてくれました。お母さんは受検&授業料を工面するために働き借金をしてまでも応援し、背中を押し続けてくれました。

単に言葉で「応援しているよ」と言うのではなく、応援の気持ちを行動で表し続けてくれた先生やお母さんから得た力は、本当に大きな大きな支えとなったと小林さんは言っています。

応援の力は本当に偉大です。
それは、成功を信じて疑わない心からの応援でなければいけません。
部下がなかなか結果が出ない、失敗が続いている、というような状態の時、あなたは部下の成長や成功を心から信じて疑わない心からの応援をどのように体現していますか?
あなたの言葉が心からのモノなのか、口先だけのモノなのか、部下には伝わっているに違いありません。心からの応援であれば部下の背中を強く推す追い風となっているでしょうし、そうでなければ、足をひっぱる逆風になっているかもしれません。

可能性を信じ、心から応援する。応援の力は実に偉大です。何よりビリギャルがそれを証明し、語ってくれています。
あなたは部下の成長や成功を信じ、心からの応援を届けられていますか?

タイトルとURLをコピーしました