「管理職として成長したい!」
「もっと学ばなきゃいけないのはわかってるけど、どこまで学べばいいの?」
そんなふうに思ったことはありませんか?
管理職の学び方について質問してくれたAさんから、
「社会人の学びにはゴールが見えない」という
とても本質的な質問をもらいました。
📌 前回の記事:「管理職の学び方」完全ガイド!|学習のロードマップを解説
👉 前回の記事はこちら
「何をどれだけ勉強すれば、どうなるのかが社会人には見えないじゃないですか!?」
「勉強して受験に合格すれば、その成果は明確に分かるけど、社会人の学びってゴールが見えなくて…」
これ、すごく本質的な疑問ですよね。
Aさんのように、一生懸命に学び、真剣に仕事に向き合っている方だからこそ、
こういう問いが生まれるんだと思います。
確かに社会人の学びには「ここまでやれば終わり」という明確なゴールがありません。
だからこそ、学び続けること自体に意味があるのだと、私は思います。
🎯 1. 学生時代と社会人の学びの違い
まず、学生時代と社会人の学びの大きな違いを考えてみましょう。
🔹 学生時代の学び → 「試験に合格する」「資格を取る」など、明確なゴールがある
🔹 社会人の学び → 「どれだけ学べばいいのか?」というゴールが見えにくい
確かに、学生時代は「この試験に合格すればOK!」という
わかりやすい指標がありました。
でも、社会人になると、
「この本を読めば完璧なマネージャーになれる!」という明確な基準は存在しません。
実際、私自身もスーパーブラックマネージャーだった頃は、
「これだけ学べば、完璧なマネージャーになれる!」という指標があればいいのに…
と心から思っっていました。
でも、経験を積むうちに気づいたのは、
社会人の学びには終わりがないということです。
🎯 2. じゃあ、社会人はなぜ学び続けるのか?
私が考える答えは、「より良い選択肢を増やすため」です。
💡 学び続けることで…
✅ 仕事の選択肢が増える
✅ 人との関わり方が広がる
✅ 人生の可能性が広がる
スポーツ選手が
「この練習を何時間やれば、もう練習しなくていい」
と思うことはありませんよね?
料理人が
「何年修行したら、もう学ぶことはない」
と思うこともありません。
それと同じように、
仕事も「勉強して終わり」ではなく、学び続けながら成長していくものなんです。
つまり、「学びのゴールがない」のではなく、
「学び続けること自体がゴール」とも言えるかもしれません。
🎯 3. 「どれだけ学べばいい?」という不安に対する考え方
では、「どれくらい学べばいいのか?」という不安に対して、
私なりの考えをお伝えします。
天井はない。でも、それが楽しい!
社会人の学びには、天井がありません。
言ってしまえば、青天井です。
上には上がいるし、「ここまでやれば完璧」というラインは存在しません。
でも、もし天井があったら…逆につまらないですよね?
私自身、大学院に通い始めて1年半で、
📚 100冊以上の本と、200本以上の論文を読んでいます。
すると、「あ、これは〇〇と同じことを言ってるな」と思うこともあるし、
「〇〇の考え方の応用版だな」と感じることもあります。
でも、そのたびに、
その時の自分の状況や意識によって、新しい気づきが生まれるのです。
逆に、「わかったつもりで、わかっていなかったこと」に気づいて、
落ち込むこともあります。
でも、それも成長の一部。
焦らなくても大丈夫。学び続けている限り、確実に前に進んでいます!
🎯 4. 「学び続けるコツ」|社会人におすすめの学び方
「どれだけ学べばいいのかわからない」と感じる方は、
学びを「ルーチン」にすると楽になります。
✅ ① まずは「学びの習慣化」から
📅 毎日30分、本を読む
🎧 通勤中にオーディオブックを聴く
📝 学んだことをノートに書く
大切なのは、「完璧にやろう」としないこと。
「ちょっとずつ学ぶ」を積み重ねることが、結果的に大きな成長につながります。
✅ ② 「問い」を持ちながら学ぶ
ただ情報をインプットするだけでは、学びは定着しません。
📌 「これって自分の仕事にどう関係する?」
📌 「これを部下にどう活かせる?」
こうした「問い」を持ちながら学ぶと、
知識が深まり、実践で使えるようになります。
✅ ③ 学んだら、アウトプットする!
学びは、使ってこそ価値があります。
👥 チームでシェアする
🗣 勉強会で発表する
✍ ブログやSNSで発信する
「学びを誰かに伝える」ことで、知識が自分のものになります。
🎯 「学び続けることが、社会人の成長」
📌 社会人の学びには明確なゴールがない。でも、それが楽しい!
📌 学び続けることで、より良い選択肢が増える
📌 焦らなくても大丈夫。「学び続けること自体」に価値がある!
「どれくらい学べばいいの?」と迷ったら、
まずは「学び続けること」そのものを楽しむことから始めてみてください。
あなたは、今どんな学びをしていますか?
そして、それをどう活かしていますか?
ぜひ、一緒に考えていきましょう!