マネージャー失敗談

【マネージャー失敗談①】部下に嫌われた「報連相モンスター」時代の話

私は、めちゃくちゃ嫌われていた。

というのは、マネージャーになったばかりの頃の話。
当時は法人営業のマネージャー。
とにかく「報連相」を徹底させることが大事だと思っていた。

毎日のセールスレポート、報連相の徹底。
「ちょっと教えて」「〇〇の件、どうなった?」
メンバーが報告してこなかったら、すぐにこちらから連絡。相手の都合なんておかまいなし。

でも、後から聞いた話だと、私のことは
「細かい・うるさい・自由度を与えてくれない・監視されている気がする」
と陰で言われていたらしい。

当時の私の思考・感情

  • マネージャーなんだから、全部知っておくべき!
  • 失敗させないためには、こまめに状況を把握しないと!
  • 結果が出れば、みんな嬉しいはず!

だから、「報連相を徹底させるのは正しいこと」と信じていた。

今振り返ると、完全に 「自分が正しい」「メンバーのため」 と思い込んでいた。
でも実は… 「自分が結果を出したい、評価されたい」 という気持ちが一番強かったんだと思う。

自分の行動が、メンバーの やる気を奪い、信頼を失わせていた なんて、
当時は全く気づかなかった。(今思うと恐ろしい…)

今だから言える教訓

報連相は大切。でも、全員に同じレベルで求めるのは間違い。
★ 熟練度や経験に応じて、適切なバランスが必要。

過保護はメンバーの成長を奪う。
★「手助けしているつもり」が、実は「メンバーの成長機会を奪っている」こともある。

自分の評価ばかり気にすると、信頼は得られない。
★「チームのため」と思いながら、実は「自分が評価されるため」の行動になっていないか?

あなたはどう?

もしかして、部下に細かく報告を求めすぎていませんか?

知らず知らずのうちに、「監視されている…」と思われているかもしれませんよ。

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