今回もやらかした話をお届けします。
昔の私に伝えたい。「お前、それは正義感じゃなくて暴走だぞ」と…。
「社長が嫌い」なわけじゃないけど…
マックロクロスケ時代、私は社員数30名弱のNo.2のポジションにいて、
メンバーたちの愚痴を毎日聞かされていました。
「尾藤さん、何とかしてくださいよ。」
「社長にモノを言えるのは尾藤さんだけですから!」
「社長は言ってもムダ。私はもう諦めてます…」
…とまぁ、こんな感じ。
朝礼よりも先に社長の悪口が始まる会社ってどうなのよ?と思いつつ、
毎日この不満爆弾を浴びていたら、いつの間にか
「みんな社長のこと嫌い。でも私は信用されてる!」 と思い込んでしまったんです。
いや、ちょっと待て。
よく考えたら、私は別に社長のこと嫌いじゃなかった。
確かに「もうちょっとちゃんとしてよ~」って思うことはあったけど、
それって誰にでもある話ですよね?
でも、みんなの愚痴を聞いてるうちに、
なんか私の中で勝手に社長=悪になっていたんです。
「私が会社を組織開発してやる!」という勘違い
その会社は、組織開発とかチームビルディングをお客様に提供していたのに
社内はバッキバキに分裂していたんです。
メンバー同士の関係性も、良いとは言い切れない状態だったんです。
「いやいや、灯台下暗しすぎるだろ!」
「もう私がこの会社を組織開発するしかない!」
と、持ち前の正義感が爆発。
メンバーを集めて、「私たちの会社をもっと良くするには?」的なミーティングをやり始めたんです。
「言いたいこと言っていいよ!」と。
まぁ、言いたいこと言いますよね、みんな。
社長がどれだけヤバイかみたいな話、盛り上がります。
「私に対しても、遠慮しないで言っていいよ!」とも言いましたよ。
でも、本人を目の前にして、しかもマックロクロスケマネージャーの私を目の前にして
私の悪口を言う勇気あるメンバーなんていません。
それよりなにより、私は一番大事なことを 完全に見落としていました。
「社長を巻き込んでない」
もう致命的ミスです。
組織開発は、変えたい対象(=権力者)を巻き込まなければ絶対にダメです。
にもかかわらず、私は見事に社長を外して、
「みんなでこの会社を変えよう!」とやってしまったのです。
そして、社長の逆鱗に触れる
そうしたら、変な形で社長に話が伝わったようです。
そして、呼び出されました。
社長:「もう、尾藤さんのことは信用できません。一緒に仕事できません。」
いやいやいやいやいや、
ちょっと待って!私はみんなのためにやったのに!?
と思ったけど、冷静に考えたら そりゃそうだわ と思います。
だって、組織開発しようとして、トップをハブするって何なんでしょう。
それはもう、普通に「反社長派のクーデター」ですよね。
しかも、みんながみんな「社長のこと嫌い」だったわけじゃなく、
ただのガス抜きで言ってただけの人もいたかもしれないのに、
私はそれを真に受けて「みんな vs 社長」の構図を勝手に作っていました。
で、結局私は 会社を辞めることに。
そして、当時のメンバーが私のことを慕っていたかというと……
うん、まぁ、うん。
「尾藤さん、何とかしてくださいよ」って言ってたみんな、
社長から三行半突き付けられた私に対して、特に何もしてくれなかった・・・
それが答えかな・・・・
今回の教訓
✔「みんな」なんて存在しない。全員が同じ意見とは限らない
✔ 組織開発するなら、巻き込むべき人をちゃんと巻き込め
✔ 「正義感」と「承認欲求」は別モノ。自分のスケベ心を見抜け
というわけで、これから何かを変えようとするときは、
「自分が勝手に思い込んでいないか?」を冷静にチェックすることをオススメします。
正義感で動いたつもりが、ただのクーデターだった話。
それにしても、あの時の私、本当にアホでした。
みんなも、正義感で暴走しすぎて地雷を踏み抜かないように気をつけてくださいね。
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