マネジメント・リーダーシップ経営幹部育成

コーチングは“できない人”のもの? その誤解、まだ信じてるの?

「彼はまだまだだから、コーチングしてやってください。」

先日、ある企業の管理職の方からこんな言葉を聞きました。
思わず心の中で「コーチングがどういうものか、知ってますぅ~??」とツッコミたくなりました。

この言葉の背景には、
「コーチング=できない人のためのもの」という誤解が根強くあることが透けて見えます。
でも、それは大きな間違いです。

コーチングは“受けさせる”ものではない

そもそも、コーチングは「受けさせるもの」ではありません。
自ら望んで受けるものです。

できる人、成功する人ほど、自ら学び、気づきを得るためにコーチングを受けています。
でも日本では、
「コーチングはできない人が受けるもの」「部下を育てるためにやるもの」
というイメージが強いですよね。

実際、海外ではエグゼクティブやトップアスリートほどコーチをつけるのが当たり前。
彼らは「もっと成長したい」「より良い意思決定をしたい」と思ってコーチングを受けています。

でも、日本では残念ながら
「できない人を矯正するためのもの」という勘違いがまだまだ根深いのが現状です。

成功する人ほど学び続ける

「成功する人は週末を無駄にしない!」

この言葉は私が通う大学院のキャッチフレーズです。

これは単に「休日も勉強や仕事をしろ」という話ではなく、
成功する人、できる人ほど謙虚に学び、更なる気づきを得ようと努力している
ということです。
週末を無駄にしない人が、全員成功するわけではありません。
しかし、成功するためには週末を無駄にしない努力が必要だし、
成功するまで行動し続けることが大切だという話です。

そのためには、どんなに優秀な人であっても、自分の視野を一層広げる深めるためには、
他者の力を借りることが効果的です。

「問い」の力が人を成長させる

そもそも、コーチングは「受けさせるもの」ではなく、自ら望んで受けるものです。
自分の部下にコーチングを「受けさせる」という上司こそ、本当は気づきが必要です。

海外では、エグゼクティブやトップアスリートほどコーチをつけるのが当たり前です。
会社からビジネスコーチを自分につけてもらえる、研修の機会を与えられることは、
金銭や昇格などと同様に「報償」に値することで、
「君に期待しているよ。」という会社からのメッセージでもあります。

しかし日本では「コーチングはできない人が受けるもの」というイメージが強く、
必要性がまだあまり理解されていないのはとても残念なことです。

一流アスリートがコーチをつけるのは、さらに高みを目指すため、
優秀な経営者がコーチをつけるのは、より良い意思決定をするためで、
何かを教わる、矯正されるためではありません。

コーチングの本質は、「適切な問いを投げかけること」で相手の内側から気づきを引き出すことです。
「問い」の力は本当に偉大だし、
自分ではまだ気づいていない自分の可能性に気づいたときの喜びは、この上もなく大きいものです。

逆に言えば、コーチングを学ぶことで得られるのは、単なるコーチングスキルではなく、
相手が自分で気づくのを待つ忍耐力であり、
相手の可能性を信じる、人として上司としてのあり方だと思います。

コーチングを生業にしなくても、そのスタンスを学ぶ、可能性を信じること、問いの力に気づくことは、
リーダーとしても、親としても、マネージャーとしても、非常に重要なものです。

「あなたこそ、学ぶべきでは?」

「彼にコーチングを受けさせてください。」

こんな風に部下にコーチングを“受けさせる”発想を持つ上司こそ、
本当はもっと気づきを得るべきかもしれません。

成功する人、できる人ほど学び続けています。

あなたは、どうですか?

「コーチングはできない人のもの」という誤解を手放し、
自ら学ぶ姿勢を持てば、もっと成長できるかもしれません。

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