戦略人事

【直感×実績】「人を見る目」で組織は変わる!経営者が知るべき人材見極め術

「この人は、うちの会社には合わない気がする」
「彼/彼女は、今は鳴かず飛ばずだけど、大成すると思う」

ロジカルに言語化をするのは難しいのだけど、こんな風に感じたことはありませんか?
履歴書やスキルシート、過去の実績や評価だけでは説明できない、人の「本質」。

戦略人事コンサルタントして、これまで多くの企業の人材と組織を見てきました。
そして、まさに言葉では表現しにくい「感じる力」で、私は人を見極めてきました。

「この人、イケる!」
「この人、アブナイ・・・」

そうした直感が、結果として組織の成長や課題解決に繋がってきた経験が、
わたしには数多くあります。
僭越ながら、「人を見る目」はそれなりに持っていると自負しています。

データやスキルだけでは見えない、人の本質を見る目。

私の「人を見る目」とはまさに、短い会話やちょっとした振る舞いの中に隠された、
「言葉にならないサイン」をキャッチする力なのだと思います。

「この人、怪しい」「この人、本音を話したら足元救われるな」と感じる人には、
表面的な自己演出が先行し、後で信頼を損なうリスクが見えます。
表情は柔和で言葉がどんなに丁寧でも、目の動きや声のトーンなど微妙な事柄で
下心が透けて見えることがあります。

「この人、信用しても大丈夫」「この人、いつか絶対にうまくいく」と感じる人は、
今は目立たなくても、困難を乗り越える強い意志と、諦めない成長意欲を感じさせます。
飾らない言葉でも芯があるかないかは聞けばわかります。
ことばは嘘をついても、声は嘘をつけません。
それに、目を見れば、本気度は容易に図ることができます。

こうした感覚は、一見、非科学的に聞こえるかもしれません。
今や、AIで採用を行う時代です。
さまざまな過去の知見を駆使したサーベイで、
個人の能力や可能性を分析し、人を採点・評価していく時代です。

しかし、数々の企業変革をサポートしてきた中で、
私のこの「直感」は、データ分析と同じくらい、あるいはそれ以上に重要な判断基準となってきました。
それは、AIや単なるサーベイでは発見が難しい、
人の本質は、人にしか感じることができない何かがあるからだと考えます。

私は、採用や人のプロモーションにおいて、
「素直さ」「学習意欲」「自律性」といった特性を重視します。
本当に伸びる人を見極めるためには、
「その人がどのようなスタンスで仕事や困難に向き合うのか」が
最も大切な点だと考えるからです。

これらは、深掘り質問していくことで、すぐにわかります。
表面上取り繕っていても、その人の根本的な「スタンス」が透けて見えてくるのです。

「この人、絶対に成長する」「この人、挫折する」
などと私が予言するように感じることができるのは、
この素直さや学習意欲、困難を乗り越える自律性を見ているのかもしれません。

人を見る目は、一部の人にだけ与えられた特殊な能力ではなく、
実は、誰にでも養うことができるものだと考えます。
表面的なところだけを見て評価するのではなく、
「本質」を見極め、こちらの条件に対して、
その本質が必要か、必要でないか、適切か、適切でないかを考えれば良いのです。

この『人を見抜く力』は、これからの時代、AIでは代替できない戦略人事の重要な要素です。
今から、あなた自身の人の見方を変えてみてください。
そして、この『本質を見極める目』を貴社の人材戦略に活かしたいとお考えであれば、
共にその方法を考え、伴走させていただければ幸いです。

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