禅語から学ぶリーダーのあり方

「結果自然成」変えられるコトをコントロールする

結果自然成 けっか じねんになる

意味:できる限りのことを精一杯やったのであれば、あとは自然に結果が実を待てばよい

「果報は寝て待て」と同じような意味合いですね。
することをしないでただ「寝て待つ」のではなく、「出来る限りのことを精一杯やる」というところがポイントです。
精一杯のことをやったのであれば、きっと結果は伴うだろう。
逆を言えば、結果が伴わないのは「精一杯のことができていない」という事にもなります。
実は楽観的意味合いの言葉ではなく、深く重たい戒めの言葉のようにも感じます。

「善因善果悪因悪果」ともつながりますね。
良いことをすれば良い結果が自然になるし、その逆の場合は同様に悪い結果も自然になる。
つまりは、どんな結果を成すにも私たちの行動次第だということです。

時に私たちは結果だけを捉えて一喜一憂するものです。
しかし、「結果自然成」は、運を天に任せるのではなく、やるべきこと、必要で良いことをしっかりとするこのです。

今月は年度総括をしている企業、チーム、そして社員の方も多いでしょう。
結果自然成

もし、今、手にしている結果が芳しいものでない場合も、それは自然成なのです。
良い結果を成せるよう、今一度、しっかりと見つめ直し、深く考え、精一杯の行動を取りたいものですね。

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