マネジメント・リーダーシップ組織開発

小さな丘から始めよう

小さな丘から始めよう

これは組織開発のプロが語った言葉で、「目の前の小さなことから始めよう」と意味です。
いきなり大きな山を目指すのではなく、まずは目の前の小さな丘から登ってみよう。
そうして、少しずつ少しずつ、より高い山にも登れるようになり、最後は大きな山を制覇することができるのだと。

組織開発に限らず、なんにでも共通して言えることですね。
大きな山をいきなり登り切った方がカッコいいかもしれないし、しんどいけれどもストレートに向かう分、時間が有効に使えるような気がするかもしれません。
しかし、いきなり大きな山、例えば、いきなりエベレストとかK2とかの制覇を目指しても、なかなか困難なものです。
やはり、最初は手頃な山から初めて、徐々に高い山に挑戦していくというのが、着実に物事が進むやり方なのでしょう。

チームが活性化して売り上げ倍増になるよう、仕組みを色々と変えてみた。
しかし、そもそもそこへの納得が無かったり関係性がギスギスしていては、どんなに仕組みや構造に手を入れてもうまくいくとは思いません。
それは、いきなり高い山を目指しているのと同じことです。

小さな丘からまず始めてみる。
例えば、挨拶の徹底。
おはよう。お疲れ様。ありがとう。助かりました。等々。
口先だけではなく、相手の目を見て、言葉と共にしっかりと気持を伝える。
日常の小さな見過ごされてしまいそうなことですが、しかし、実はとても大切なことです。

小さな丘から始めよう。
あなたはどんな丘から始めますか?

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