それぞれの部門が優秀すぎるとかえって隔壁ができる
これNHK『プロフェッショル 仕事の流儀』で放送された名古屋大学病院の医師・長尾能雅さんのことばです。
医療事故をなくすための取組みの中で、それぞれの診療科の壁を取り払い、中には反発する医師や看護師たちに辛抱強く話をしながら、その信念に基づく考え方や行動が放送されていました。
長尾医師の取組みは、いわば病院内の組織改革。
専門技術集団の病院であっても一般企業と何ら変わりなく、長尾医師の言葉からは多くの学びがありました。
・問題が起こった時、そのことについて「逃げない、隠さない、ごまかさない」
・それぞれの部門が優秀すぎるとかえって隔壁ができる。お互いに意見が言える雰囲気づくりを心掛ける。診療科を超えたコミュニケーションが大切。
・立場の違う者どうしが本音で話し合う場が必要
いかがでしょうか?
すべての組織・チームにおいて言えることですね。
本音で話し合うこと
そのための「場」「時間」
それは普段の業務に忙殺されてないがしろにして良いものでは決してなく、効果的な仕事を行うためには今、手を止めてでも、わざわざ時間を割いてでも行うべきことなのです。
あなたのチームは逃げず、隠さず、ごまかさず ですか?
部門間、チーム間で互いに意見が言える雰囲気ですか?
上司部下、関係会社さんなど、立場を超えて本音で話し合えていますか?