一定以上の従業員規模の会社では、新入社員研修、新任管理職研修など、社員教育のための研修プログラムを実施しているところが多くあります。
新入社員研修は儀式のように当たり前に受講していても、新任管理職研修や中堅社員研修などの階層別研修の段階では、研修に臨む受講生の態度も様々になります。
前向きな人、斜に構えている人、その場にいるのかどうか影が薄い人、夜の懇親会だけを楽しみにしている人、など、実に様々です。
インフィニティでは、階層別の必修研修であろうが、受講生が自ら手を上げて希望した研修であろうが、研修当日、会場に座るまでの研修に臨むワクワク感・期待感をいかに創り上げるかが大切だと思っています。
いやいや仕方なく研修会場にやってくるのと、何かを手に入れたい、何が手に入るのだろうと意欲的にやってくるのでは、スタートの時点から全く違うのです。もちろんプログラムと講師・ファシリテーターの努力で斜に構えている受講生を前向きにさせる力は必要です。
しかし、そういう人たちも最初から前向きであったなら、手に入れることができるコトはもっと増えるのではないかと思うのです。
ですから、ワクワクしながら当日会場にやってきてもらえるよう、可能な限り、あの手この手を考えます。
ところが残念なことに、「希望者研修ではなく会社からの必修研修だから、受講生が最初から前向きになるなんて難しい」と最初から決めてしまい、「企画側がするべき必要な努力」がなされていない場合があるのです。
限られたマンパワーで多くのプログラムを実施しなければいけないご担当者様からすると、そこまで手が回らないというのが実際のところなのかもしれません。
研修は何のための行うのでしょうか?
社員は会社の財産です。その財産である社員のビジネス力と人間力の両面をより高めるための様々なプログラム。一人ひとりがより光り輝いてきらめきを放てるよう、事前準備~当日~事後のフォローをしていくのが、理想なのではないかと考えます。必要ならば、必修研修であってもトップからのInvitation Letterを一枚一枚丁寧に作る、ビデオメッセージを送るなど、色々な手段が考えられます。
もちろん、そこまで精一杯やっても、全員がワクワク感をもって当日参加してくれるとは限りません。しかし、最初からあきらめてしまうのと、とにかく出来ることは全てやるのでは全く違うのです。
会社の財産である社員の育成、組織の活性化をお手伝いさせていただくということは、それくらい重い責任の伴う非常に意義深いことなのだと思っています。
他人事人事(ひとごとじんじ)ではなく自分事人事(じぶんごとじんじ)のご担当者様とご一緒に、頭と心にたくさんの汗をかきながら、一つでも多くの宝が少しでも多くの輝きを放てるよう、インフィニティは常にお客様と共に歩んでまいります。