誰だって変わることができる

大事なものは、足元になる

「チームの強みは何ですか?」

私の質問に、皆、すぐに答えることができるのですが、
それはみんな同じ。
「なんでも引き受ける。Noと言わない。」
でした。

「それって、Yesマンということ?」

私の突っ込みに、
「そうとも言う」
と苦笑いのマネージャー達。

「別の表現しようよ。お客様ファーストとか。
で、他には?」

すると、誰からも何も答えが返ってきません。

「他にないの? 一つだけ? お客様ファーストだけ?」

どれだけ私が質問しても、例を挙げてみても、
皆、考え込んでしまって答えが返ってこないのです。
あらあら。
私から見れば、他にもたくさんあります。
みんな正直で誠実。嘘がない。仕事が好き。思いやりが深い。
他にもまだまだたくさんあります。

でもこれ、実はよくあることです。

まあ、回答が一つかどうかは別として、
人は誰しも、自分(達)にとって当たり前のことは
気がつかないのです。

例えば弊社がお客様から頂くお褒めの言葉には、
「丁寧」「痒いところに手が届く」「融通がきく」
などがあります。
私は素直にその言葉をありがたく受け取るのですが、
最初は、「そう?_自分たちにとっては当たり前で、特別なことしてないと思うけど。」
と思ったものです。

これは個人でも同じです。
几帳面とか、きれい好きとか、元気印とか、
ポジティブな言葉を私は言われますが、
自分ではそれが普通なので、改めて取り立てて言われても
ピンとこないというか、「そうなの? そうなんだ」
といった感じです。


昨日見た『仕事の流儀』で、

大事なものは、足元にある

と言ってました。
田舎の人には当たり前すぎる、例えば山菜料理や、空き家になった温泉が、
都会の人にはとても魅力的に映ったりするのです。

当たり前はなかなか自分では気がつくのが難しく、
そうでない人からは、すぐにわかる。
ということですね。

これ、ポジティブな意味だけでなく、
そうでない場合も、自分ではなかなか気がつかず、
他人からしてみると目について仕方ない、
と言うことも起こりえるので気を付けなければいけません。


話をもとに戻しますが、
つまり、自分ではなかなか気がつかないのです。

強みで勝負!
とはよく言ったものですが、
本当の強みを自分で、自分たちでどれくらいきちんと把握できているのか。
もしかしたらそれは、ほんの一部しか分かっていないかもしれないし、
全然なのかもしれません。

だとしたら、どうする?

そう!他者に教えてもらうしかありません。
私の強みは? 私たちの強みは?

肯定的フィードバックをもらった時、
妙に謙遜したり、
そこなの? 当たり前じゃん!
などとスルーしてしまうのではなく、
有難く受け取り、ちゃんと自分(達)の心に記録して、
そこを強みとして活かしていけば良いのです。

そのためには、人の話は謙虚にきちんと聞きなさいよ。
ということですね。


大事なものは、足元にある。


あなたの足元には、どんなダイヤモンドがありますか?

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