思うように物事が進まない。
失敗ばかりが立て続けに起こる。
真っ黒闇のトンネルから抜け出せない。
成功や成長から見放されている。
こんな風に、「前へ進めない」と感じているあなた。
そんなあなたはきっと、意識無意識は別として、
「捨てた方が良い何か」があるのだと思います。
かつては私にもありました。
一生懸命やっているのにうまくいかない。
良かれと思ってやっていることすべてが裏目に出る。
もう、なんなのよ!
と思って、そのやっていることをやめてみた。
そうしたら、嘘のように物事が動き出したのです。
一生懸命やっていたことが、私の進みたいコトを阻害していただなんて
ただただ驚きでしたが、意外にもそんなものなのです。
私が止めた(捨てた)ことのほんの一部
① メンバーに指示するのを止めた
⇒ 私が指示することでメンバーの思考停止が起こり、
彼らの成長が止まり、ますます指示して、私のイライラが募った。
⇒ 指示を止めると彼らは自分で考え、分からない時は質問してきたり、
相談、報告が自然と起こり、メンバーの成長が始まり、
私のイライラもなくなった。
② 苦手の克服を止めた
⇒ リーダーだって人間なのだから、欠点も苦手もある。
それを正直にさらけ出し、「わからない」「できない」「助けて」
と言うようにした。
⇒ メンバーの協力が得られ、メンバーの「役に立ってる感」が上がった。
⇒ 頑張らなきゃいけないストレスが減り、私自身に余裕ができた。
③ 結果にこだわるのを止めた
⇒「結果がすべて」と思い込んでいたが、
結果は時の運、自分ではどうにもならないこともある、
自分でどうにかできることに集中しようと思い、
「行動」にこだわることにした。
⇒「行動」は自分でいかようにもできるので、
ストレスが減り、楽しさも増し、自然と結果につながった。
④ いい人ぶるのを止めた
⇒「嫌われたくない」「良いマネージャーでいたい」という思いから
いい人を演じていて、自分を大切にできていなかった。
⇒ 自分を大切にできていないとストレスがいつの間にかたまり、
気がつかずして、チクチク嫌味を言ってしまったり、
相手に不快な思いを与えていた。
⇒ 自分を大切にできていると自分自身が満たされているので、
自然と余裕が生まれ、相手に対しても丁寧に対応できるようになった。
一生懸命やっていること
良かれと思ってやっていること
これは大切!と思い(こんで)やっていること
もしかしたら、前へ進めない原因は、
これらにあるのかもしれません。
何かを捨てると前へ進める
今、停滞期かもしれない。
もっと前へ進みたいのになかなかうまくいかない。
そんな風に思うなら、何かを捨ててみることをお勧めします。
大丈夫!
捨ててみて、それが間違いだったら、また拾えばいいのです。
それくらい気楽に進んでちょうどいいのだと思います。