どんなに仕事ができても、
カリスマオーラが溢れていも、
イノベーティブで先見の明があり、
行動力に満ち溢れて、人並外れた突破力を持っていても、
たった一人でできる事は限られています。
私たち人間は、一人では何もできない。
食べることも着ることも、住むことも眠ることも、
誰かのお世話になっています。
仕事も全く同じです。
自分がいないと何もできない。
自分が決めないと何も進まない。
黙って俺に従っていればいいんだ。
反対ならそんな奴はいらない。
イヤなら他に代わりはいくらでもいる。
いえいえ、代わりなんていませんよ。
仮に、物理的に人の数がいたとしても、
そんなあなたと一緒に仕事がしたい、頑張りたい、
ついて行きたい、
自分の力をあなたに差し出して共にゴールを見てみたい、
と誰が一体思うでしょうか?
それでは誰もついてきません。
人がついてこなければ、一人でなせる事などたかが知れています。
チームが、組織が大きくならない、
それどころか衰退している、危機状態である。
それはメンバーがだらしないのではなく、
トップのあなたの器の大きさを表しているに過ぎないのです。
あなたについて行きたい!
あなたと一緒に夢を追いかけたい!
あなたのもとで自分の夢をかなえたい!
そんなメンバーを一人でもたくさんつくること
そう思うるチームをつくること
そう思ってもらえるあなたになること
それが何より一番大切な事なのです。
「逆らうならば切り捨てるまで!」
と吐き捨てる信長に
「それでは人はついてきません」
と身を挺して諫言する明智十兵衛。
そんな風に部下に言わせてしまうことのないよう、
常に我が身を振り返りたいものです。