尾藤さんは真剣。
コーチングを受けている時に、
本当に良くしてやろうという想いが伝わってくる。
こっちが変な事、間違っている、黙っているとか、そこの否定はしない。
ちゃんと合わせてくれる中で伸ばしていってもらえる。
本当に真剣に、何とかしてやろうと思っているんだなと感じる。
たまに笑うのもいい。
結構厳しい顔して会話しているんだけど、
時々笑ってくれるのが出ると、すごく人間味を感じる。
そこは上手だね。
尾藤さんとのキャッチボールの中で、
今、コーチングを受けている僕の部下達の話をフィードバックしてくれる。
その中で、尾藤さんは、その人の苦しみをいち早く見抜く。
この人はこういうところを苦しんでいるというのを会話の中でしてくれる。
だから、みんなが誰よりも尾藤さんと話す。
誰よりも尾藤さんが部下達の事を理解している。
尾藤さんはコーチングの中でみんなの苦しさを引っ張り出す。
僕も、自分のためだけに仕事をしているということを引っ張り出してもらった。
みんなも引っ張り出してもらっている。
それは凄く感じる。
尾藤さんとのキャッチボールで禁句がある。
これは言っちゃいかん、部下に対して。それが直らない。
二つあって、「とりあえず」と「一応」。
それは「ダメ」と。
「とりあえずやってみます」とすぐ言っちゃう。
とりあえずは言葉に信念がない。
自分がちゃんとやらなきゃいけないと思って回答していない。
相手にそう言っておかないといけないだろう、くらいに軽く考えた言葉はダメ、と。
それって、そう言われて自分の中で唾を飲み込むということができるようになって、
部下との会話でずいぶん変わった。
自分が信念、想いを持って伝えなきゃいけない時に、
とりあえず、一応何て言っていたら、相手に見透かされるし、相手に伝えきれない。
いいこと教わったなと思う。
深い。
「使っちゃいけない」の意味が実践の中で非常に深い。