Yuka Bito

戦略人事

育成が先か、業績回復が先か

先行きが不透明な時代において業績が急降下した時、「とにかく何とかしなければ!」と、管理職であれば誰もが思うところです。例えばあなたが部門責任者だった場合、即効性・確実性・効果を優先して、原因分析、対策、実行計画までを全てあなたが行い、指示し...
戦略人事

戦略人事が機能しない理由

「『戦略人事』と何度も言いますが、どういう意味で使っているのですか?」とご質問をいただきました。「経営戦略と人事戦略が一致している事。人事が単なるルーティーン業務に留まることなく、組織の戦略を遂行していく『ヒト』をどのように戦略的に育成、配...
マネジメント・リーダーシップ

リーダーが安易に口にしてはいけない「赤字だから〇〇〇」

業績が悪い部署を率いるリーダーは実に辛いものです。自部門が他の足を引っ張っていると分かっているので、営業会議では肩身の狭い思いをします。それが数か月にもわたる、改善されるどころか停滞、悪化が続けば、自分自身がダメ人間になってしまったような錯...
マネジメント・リーダーシップ

メンバーが取り組まない理由

最近パフォーマンスが上がらない年上のベテランメンバーMさんに、どう向き合っていいのかわからず、マネージャーのKさんはとても悩んでいます。Mさんにやる気がないわけではないようですが、Kさんの指示に対して「返事はするけど取り組まない」というので...
戦略人事

適材適所と適所適材 どちらが正しいのか

人の所属や将来を考える時、適材適所と適所適材のどちらが正しいのかと迷う方が多いようです。人を「材」とするこの表現そのものを私は好きではありません。適人適所、適所適人 と敢えて言いたいところです。話は戻り、「どちらが正しいか」の問いの答えは、...
マネジメント・リーダーシップ

成長の強い追い風となる応援の力

「ビリギャル」を知っていますか?ビリギャルとは、偏差値が30しかなかった女子高生が、「嵐の桜井君みたいなイケメンがいっぱいいそうだから慶應大っていいね」と実に軽いノリで受験を決め、1年で偏差値を40も上げて慶應義塾大学に現役合格した小林さや...
マネジメント・リーダーシップ

スポットライトが当たらない役割のメンバーこそ評価を適切に行わなければいけない

仕事の役割を考えた時、すべての人が成果を出すことに直接かかわっているわけではありません。大きな受注の成約に至った時、賞賛を浴びるのは営業マンであることが多いですが、その営業マンを支えた営業アシスタントや企画のアイデア出しをサポートした人、営...
人間力

理想のリーダー像に近づきたいならすべきことはたった一つ。

自分が思い描くリーダー像、マネージャー像を一所懸命に目指しても、なかなか思うように理想に近づかないとしたら、それは、あなたの生き方そのものが理想のリー・マネージャー像とは異なるモノだからかもしれません。マネジメントも経営は、生き方であり、人...
戦略人事

リーダー育成メンバーを選ぶ時の考え方

若手リーダー育成、次世代育成など、数年後を見据えてリーダー育成を選抜で行おうと考える時、候補選考において気をつけなければならないことがあります。それは、「これまでどのような結果を出してきたか、今どんな結果を出しているかは関係ない」ということ...
戦略人事

理念の腹落ちや浸透をさせたい時、最初にすべきこと

企業理念やミッション・ビジョン、クレド、パーパスなど、シンプルに語られているものもあれば、そうでないものもあります。その表現がどうであるかは別として、最も大切なコトは、そこで働く人たちが心底腹落ちしており、常に思考や行動に結びついているかど...