人間力

リーダーの「影響力」を考える

結果を出すことができればできるほど、
ポジションが上がれば上がるほど、
自分が好むと好まざるとに関わらず
その影響力は大きくなるというものです。

会議やミーティングでの発言はもちろんのこと
日々のちょっとしたため息、
イラ立ちの表情、
電話の会話での言葉遣いなど
こちらの意図せぬところで周囲は勝手にあれこれ想像し、
忖度を見せ始める、
意見を言わなくなる、
ゴキゲンを伺うようになるなど、 
全く望んでいない言動を取るようになることもあるのです。

自分が偉いとは思っていない。

自分は全くそんなことは望んでいない。

いくらこちらがそう言ったところで、
それが「影響力」というもの。

「影響力は力」なのです。

チームで一番売上を上げているトップ営業マンなら
その発言に若手が引きずられることは容易に考えられますし、
自分を直接評価する上司だとしたら
尚更の事です。

だから、
後輩を持ったなら、
リーダーポジションについたなら、
評価者の立場に立ったなら、
いえ、どんな時にも、
「自分の影響力」を常に考え、
日々の発言、表情や立ち居振る舞いなど
十二分に注意して行動することが、
恐れられたり、裸の王様になったり
周囲が顔色を伺うようになったりを
避けることができる方法です。


「媚びる」のではありません。

自分に素直であって良いのです。
ただ、ワガママとは違います。
好き勝手にふるまうのではなく、
自分の立ち位置を十分に自覚し、
「自分の影響力は思っている以上にあるんだ」
ということを理解して行動するだけです。

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